経済ブログ

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麻生太郎氏の日本の借金に関する講演

 麻生氏の日本の借金に関する2010年の講演 

 http://logmi.jp/14626

 要約すると、日本の借金は、日本国民からしているので問題ないということ。

 これに関する私の意見は、そんなことはないだろう。日本政府は国債を大量に発行している。これを日本人(日本の金融機関)が94%(2010年)買っているので、そのような発言になったと思われるが、今後も買い続ける保証はない。

 また、現在は、日銀が異次元の金融緩和をし買い支えているが、それをさらに続けると、更なる円安、インフレになりかねず、過度のインフレは国民にとって負担だ。麻生氏の考え方は、日本銀行の異次元の金融緩和によりインフレを起こし、円の価値を下落させ、日本政府の借金を減らそうといこと。つまり、円の価値の減少とは、国民の預金の価値を減らすこと。国民に犠牲を強いて、国の借金を減らす考え方のようだ。