経済ブログ

経済について書いていきたいと思います。コメントを歓迎します。 

2014-01-01から1年間の記事一覧

世界の証券取引所の立会時間

東京証券取引所前場 9:00~11:30後場 12:30~15:00先物 9:00~15:15ナイトセッション 14:30~翌3:00香港証券取引所 前場10:00~13:30 (現地時間9:00~12:00)午場14:00~17:10 (現地時間13:00~16:10) 上海証券取引所上場 10:30~12:30 (現地時間9:30~11:30)…

FRBは量的緩和終了、日銀は追加緩和を決定、GPIF新資産構成の目標値公表

10/30日をもってFRBは、量的緩和を終了させた。量的緩和の終了は予定通りだったが、FOMCの内容が労働市場の改善を示唆するなど市場にタカ派的と受け止められ、利上げへの思惑が強まりドルは上昇した。 10/31の日銀金融政策決定会合では、追加緩和を決定した…

日、米、欧中央銀行の最近の金融政策比較

9/4(木)のECB理事会で政策金利が0.1パーセント引き下げられ、0.05%となった。また、来月からABS(資産担保証券)の購入を開始するとし、量的緩和についても話し合ったと発表した。最近の欧州の経済指標が弱かったこと、CPIも伸びずデフレへの警戒感が強まった…

元本保証はありえるのか?

元本保証とは、投資した元本が減ることがないことを保証すること。元本保証といってまず思い浮かぶのは、銀行の普通預金。しかし銀行が倒産した場合は、1000万円までしか保証されないので、1000万円以上は元本保証ではない(当座預金や決済用預金は全額補償)。…

麻生太郎氏の日本の借金に関する講演

麻生氏の日本の借金に関する2010年の講演 http://logmi.jp/14626 要約すると、日本の借金は、日本国民からしているので問題ないということ。 これに関する私の意見は、そんなことはないだろう。日本政府は国債を大量に発行している。これを日本人(日本の金融…

ECBは先進国で初のマイナス金利を採用

先日のECB理事会で、マイナス金利や企業への融資促進策など、大規模な金融緩和策が決定された。 今回金利を-0.1%にしたのは、下限金利である中銀預入金利。中銀預入金利とは、民間銀行がECBに預けた余剰資金に適用される金利。この金利がマイナスとなった…

今、アメリカで売れている経済本

フランス人経済学者、トマ・ピケティ氏の新著「21世紀の資本論」がアメリカで売れているらしい。内容は、米国繁栄の礎である資本主義に対する懐疑的な見方である。「資本収益率(株式や不動産といった資本の投資利回り)が国民経済の成長率を上回る構図に…

すき家の大量閉店

すき屋の多くの店が閉店中だ。理由は人手不足と言われている。ワンオペといわれる深夜帯での一人での営業や、鍋などの新メニューにかかる負担が大きく増え、バイトなどが大量に止めた。しかも、仕事の量が多すぎると広まり、新規採用も思うように集まらない…

日本銀行の懸念

黒田日銀総裁は先日の講演で、「日本経済が中長期的に成長するためには供給力の拡大が重要。」と発言し、成長戦略の重要性を強調した。 日銀はこれまで、需給ギャップが大きくマイナス(供給過多)なことが主な要因で起こっていたデフレからの脱却、経済の活性…

インフレ、デフレと景気

一般的には、インフレになると、企業の利益が増え、それが労働者の給料に反映され、消費が拡大し、経済が活性化、さらに企業の利益が増えるという好循環になる。 デフレになるとその反対で、企業の利益が減り、そして労働者の給料も減り、消費が落ち込み、経…

アベノミクス

アベノミクスとは、物価上昇により企業の利益を増やし、それが従業員の給料を上げ、消費を拡大させ、景気を良くし、日本経済を成長させるという好循環を生みだすことを狙いとしている。そのため日銀に物価2%のインフレ目標を設定させた。日銀はこれを達成す…